第一声は「クレアチニンが下がるなんて信じられない」

 今日は群馬県からTさんがやって来た。6月5日現在でクレアチニンが5.2だ。
3月末には4.7だったものが3ヶ月で0.5も上がってしまった。
痛風も発症し、足が痛くて電車に乗れず、どうしようもなくてはるばる車に乗せられてやって来た。


今までは、遠いからとかまだ大丈夫と自分の病気に高をくくっていた。
でもどうにもならない現実がやってきてやっと本気になった。
みんなそうだ、「腎臓病は治らない」とはいっても、自覚症状もなく日常生活に殆ど差し支えがない。
だから本気にならない。でも、症状はどんどん進んでいく。殆どの人が気づいたときは
もう手遅れになっている。Tさんは透析前の患者さんの典型的な姿だ。
 内臓トレーニング実践者の実績を見て発した第一声は「クレアチニンが下がるなんて信じられない。」だった。「だって、医者は絶対下がらないといってるよ」。「僕も治るかなー。」